『聴竹居』見学は、
家具道具室内史学会の見学ツアーに参加させて頂いたことで実現いたしました。
会長の小泉和子先生は
藤井厚二氏について本も出版されております。
私がこれまで知らなかった分野の方々について勉強させていただいております。
情熱を込めた語り口に刺激されます。
藤井氏のデザインです。
広島県福山市で生まれで育った藤井氏の生家は、十数代続く造り酒屋だったそうです。
小さな頃から、質の良い物を見て育ったそうです。
その為、物の本質を見極める目は確かだったようです。
ここは縁側です。
まわりの緑を見つめながらまったりとした時間を過ごしていたのかもしれません。
他の部屋より1段高くなっています。
窓の外を通る人と目線が合わない為との事です。
障子から差し込むやわらかい光
目が疲れない。
左が娘さんの勉強机
右が藤井氏の机だったようですが
女の子二人が集まると想像を超えるかしましさで
ちょっとこの計画は失敗だったようです。
左奥が床の間
床の間の脇に造り付けのソファー
ダイヤモンド型のテーブル
華奢に見えるイス
でも80年経った今でも形あるものとして残っておりました。
何が目立つというのではなく
全てが
この場に溶け込んでいます。
照明も藤井氏デザインのものです。
今回は家具を中心にしてみました。
方々に家具道具室内史学会
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