TVで隈研吾氏の高知県梼原町に建てられた建築物を見て是非生の話を聞きたいとOZONへ行って来ました。
多くの建築家?が聴きに来ておられました。
第一部は隈氏の梼原の建物から始まり中国の竹の建物、新潟県長岡市のもうじき完成するアオーレ長岡や浅草雷門前の文化観光センターやグラナダ・バフォーミングアーツセンターなどまだ完成していない建物はCGを交えて説明して頂きました。
その中で一番印象に残ったのが、建築する地域にある材を使用するということでした。
梼原庁舎の場合
町長から出された要望は
① 地域の自然環境とマッチしたもの
② 地域の自然を活用し経済活動が出来るようにする
③ 広場は地域の人達が使いやすいもの
それと住民の意見で2階以上の建物はつくらない事!
地形を変えない事!
地域材の杉の活用!
人口4000人くらいの町に隈氏が設計された建物が4つもあるなんてすごいですよね!
去年だけで3000人以上の方が訪れたそうです。
当時町長をされていた中越さんは、すばらしい考えの持ち主だったと思いました。
なんだか無機質な安藤忠雄さんの竜王駅も、隈氏の設計だったらまた違った温かみのある駅になったのではないかと思いました。
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