魚沼市須原にあります。
中世以来の豪族で、郷割元庄屋勤められたそうです。
地主規模は、150町歩で、明治期を迎えて目黒徳松、その子孝平と2代に渡り衆議院議員を輩出しているそうです。
欄間障子が入っています。
高いところに明り取りが無いと
冬場家の中が真っ暗になってしまいます。
雪国ならではの生活の知恵です。
ずっと奥まで続いております。
左手が使用人スペース。
右手が役所機能を持たせた
役宅になっておりました。
火がたかれておりました。
ほっとします。
明日はここでお茶会が開かれるという事で
大勢の女性達がお掃除をしておりました。
豪雪地帯ですので、柱も太く、梁も大きなものが入っていましたし。
そして天井も非常に高くなっておりました。
外周部は1間ごとに柱が立っています。
昔の手作りのガラスがとても美しく
丁寧に使用されている事がうかがえます。
こちらは北側の山に近い部屋です。
雪が溶け、若々しい新緑が見えます。
とても大きなものでした。
寛政9年(1797年)に出来た家ですが
明治以降、電気を取り入れたようです。
ろうそくの生活から電気の生活に変わっていったようです。
白漆喰の壁を雪から守る為
倉の外周部に板が張られています。
説明していただいて
「なるほど~・・・」
建物を見た景色です。
綺麗ですね。
家の周りには、防火と積雪対策の為の池が
沢山ありました。
茅葺、寄せ棟造り、桁行16間、梁間6間という大きな建物です。
この地域の方々が大事に守っていらっしゃるようで、あまり観光地化してなく好感の持てる建物でした。
国の重要文化財に指定されています。
表の旧会津街道に沿って野面石で塀を築き、冠木門を設けるなど中世武士の館を思わせる屋敷構えになっているそうです。
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