北原家は、甲州街道に面して建てられております。日本橋から41番目の宿台ヶ原宿にあります。
北原家の出は、信州高遠だそうです。
建物は、天保12年(1841年)~嘉永7年(1854年)に建築されそうです。
信州の宮大工が建てた建物だそうです。
脇本陣として建てられました。ここはお殿様しか入れなかった入口です。
ここにある庭木もずいぶん古いものだそうです。
ここから三間が、明治天皇が明治13年の天皇巡幸の際行在所(あんざいしょ)として使われたそうです。
その時に壁や襖などを綺麗にした当時のまま残されております。なぜなら 昭和20年に天皇の人間宣言があるまで、家人でさえ入る事が出来なかったからだそうです。とても綺麗な色で残っております。
北原家には家紋が2つあるそうです。
右が後を継ぐ当主の家紋で、左は当主以外の兄弟が使用した家紋だそうです。
これは、明治天皇の侍従をしていた山岡鉄舟(やまおかてっしゅう)の書だそうです。
天皇が巡幸される前に、宿泊される所を見て回ったそうです。
天皇がお泊りになった奥の部屋から見えます。
大きな鏡石は、池に見立てているそうです。雨が降ると景色がうつり、とても綺麗だそうです。