基礎をしっかりと受け止めるために、地盤を固める工程です。水平を確認しながら砕石を敷き詰めていきます。
TEL.055-233-8873
〒400-0032 山梨県甲府市中央5-2-6
平沢宿は観光地化されてないとても昔の面影を残す地区です。
国道19号線中仙道を通っていると見逃してしまいます。今回の見学会に参加した人達もここにこのような宿場があったとは分からなかったというくらい、国道からは見えない位置にあります。
手塚漆器店は、平沢宿で古くから栄えてきた漆器商いの老舗だそうです。
上棟は江戸時代末期と言われているそうです。
この地区も何度か大きな大火にあっているそうです。
家と家が近い為、昔なら 一度火災が起きれば大きな被害が出たようです。
昔は地区の信用のおける家でないと郵便業務をまかされなかったそうです。
という事は
このお宅は、地区の名門のお宅なのです。
ここにも降幡先生がいらっしゃってくださいました。
雛人形が
飾られておりました。
いろいろなお雛様は
訪れた人を暖かく迎えてくれます。
天井には
このような
天窓が設けられておりました。
とても深い天窓です。
とても天井が高い客間?がありました。
障子を通してくる
やわらかい光が漆塗りの漆器にも良いのだそうです。
漆器は紫外線に当たると劣化してしまうのだそうです。
お庭をパチリ
ガラス越しの
お庭も時代と共に変わって行ったようです。
昔は池は無く枯山水のお庭だったとか?
外観が残されておりました。
モルタル洗い出しだそうです。
軒の下開いているけど
雨が吹込んだ時の水処理はどうしていたのかな?
古い家具が
よく似合っています。
良いものを代々丁寧に使用されてきたから
このように今も現役で使えるんですね。
赤い漆の器が引き立ちます。
手塚漆器店さま、本当にありがとうございました。
山梨県古民家再生協会の会員でありご自身も古民家を移築された河合氏のご尽力で『降幡 廣信』氏の手掛けられた建物見学を開催いたしました。
朝7時半に甲斐市役所を出発しました。
最初に尋ねたのが『塩尻短歌館』でした。
松本平の最上層農民の住まいとして、独自の発展を遂げた「本棟造り」です。
平成4年に再生され、平成21年に国登録有形文化財になったとの事です。
近代短歌の潮流の源となったこの地に、若山牧水、島木赤彦、窪田空穂などをはじめとする歌人の資料が展示され、市民の文化活動の拠点にもなっているとの事です。
本棟造(ほんむねづくり)は、長野県の中信地方から南信地方にかけて分布する民家の形式です。
切妻造り妻入り、ゆるい勾配の屋根、雀おどしと呼ばれる棟飾り、正方形の間取りなどが特徴です。
重要文化財にも指定されている堀内家住宅や馬場家住宅などが有名です。
式台があり
段差が有ります。
昇ったり、下りたりが大変そうです。
偉い方は、ここに腰掛けてわらじをぬいだのでしょうか?
ここは隣の展示室より
天井が高くなっています。
古民家は落着きますね~
まったりと時が流れてゆくようです。
造り付の仏壇でした。
床の間もいいですね~
また
ゆっくり見学に来たいと思いました。
この部屋の周りに
部屋がある為
建具を開けておくと
とても広い空間になります。
降幡先生がいらっしゃいました。
思いもしない展開です。
先生が古民家について
講義をしてくださいました。
会員の皆さん大喜びです。
やっぱり
この小屋の組み方ですよね。
曲がり梁が
なんてうまく組合さっているのでしょうか?
先人達はすごい技術を持っていたんですね。
ちなみに、古民家は免震工法の建物に分類されるようです。古民家の材料は、昔からリサイクルされていました。
私たちが現在建てている建物は、金物でがっちり固められた耐震工法です。だから 地震で一度壊れたら再生が出来ません。
どちらの工法が良いのでしょうか?